どうも底辺大学生です。
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どうも底辺大学生です
僕が底辺高校生だった頃のお話
底辺は昔からの患いで偏差値35の高校の入学
馬鹿の薬はないらしいが
底辺の薬は酒とタバコ 早く死ぬしか解決方法がない
やはり死ぬまで治らないようだ。
中学の頃は酷く虐められていたので誰もいないであろう高校に進学
「僕を知っている人間はいない」場所には来れたのだが
「僕の知っている人間はいない」場所に来てしまった。
その学校は恐ろしいほど荒れており
一言で表すなら
「猿の惑星ライジング」
荒廃した世界に猿が群れて暴れ狂う。
学校にバイクで来る奴、無免許運転、大麻の噂まである
犯罪のオーバーフロー。
殺人、放火以外は多分、なんでもある
いや生徒を一人を自殺まで追い込んだ事件もあるので
四捨五入すれば殺人事件もある
のび太から眼鏡を外して高校生にしたそれは僕だ。
そんな僕がこの校風に合わないのは明確なので
することは財布を持って行かないことだ。
高校に来てまで焼きそばパンをパシらされるのは違う。
僕の学校は部活動に必ず入らないといけない
なるべく目立ちたくないのでコソコソ生きようと卓球部にでも入るつもりだった。
それかパソコン部。中学の頃ハッカーを自称していたのでパソコンには自信がある。
当然ハッキングは出来ないしパソコンも大してできない。
もちろん運動も出来ないので卓球も出来ない。
手芸部とか料理部とか細かい作業が嫌いなので絶対にない。
吹奏楽や美術部もセンスがないので無理。
なので軽音部に入った。
細かい作業でセンスが問われて何一つコソコソしていない
真逆のような部活
まるで無限に回るドアノブのように
掌を返したような部活
入った経緯はちゃんとある
初めてできたクラスの友達に誘われたからだ
やはり友達が出来て嬉しくて舞い上がったし
誘われたら断れない。
は建前で
モテたいやん
高校生の欲に逆らえる者はいない
日本国憲法で保障された権利なのだ。
高校は夢の集合体で
屋上は開いてるし才色兼備の転校生が月1ペースで入ってくるし
宇宙人はクラスメイトだし僕はグリフィンドールに選ばれる。
そんな日常を密かにとても凄くめっちゃ期待してた僕は
少しでも刺激が欲しくて軽音部に入ってしまう
ハッピーモテライフの始まり!!!!!!!!!
なわけねーだろ馬鹿
僕は楽器選択でギターを選んだのだが
もう難しい難しい
よく考えれば中学の時。カラオケ行ったとき
「ベートヴェンの対義語がお前」って言われたの思い出して
入部3日目で後悔
後悔を先に立たせすぎて未来にまで後悔し始めた。
この軽音部、入部テストがあって
それを合格するまでは見習い扱い
宇宙人はいないのにそういうところだけは
アニメにありがちな設定を使ってくる。
一か月後のテストは当然不合格。
教育役の先輩から
「いつ辞めるの?」なんて言葉は毎日聞かされた。
出来ない奴の面倒に時間を割く余裕もないのはわかってる。
僕だってセンスもない、練習もしない。
でも逃げるのは悔しかった。
ここで逃げたら一生逃げる人生を送ると高校1年16歳で思った。
その日から暇を見つけては練習。
指から血が出るほど練習した日もあった。
三か月後、同期の中では一番最後の合格だ。
正直周りからはやめると思われていたので
ここまで続けてることに驚いた人が多かったし
同期の人間は喜んで褒めてくれた。
憎み口を叩く教育役の先輩は焼肉を奢ってくれた。
僕も後輩が出来たら同じことをしようと思った。
努力は決して実るものとは限らない。
だけど成功した人間はみんな努力している。
僕は努力して成功をつかんだと思う。
その道に進まないとして努力した過程が残っているから
別の場所でもきっとその努力は役に立つ。
だから努力を辞めちゃいけない。
あ、ギターを始めてもモテませんでした。